経年劣化した浴室床はリフォームできる

経年劣化した浴室床はリフォームできる

毎日使用する浴室は、年月とともに床が劣化し、ひび割れや汚れが目立つようになります。「床がボロボロになってしまったけれど、全部リフォームするのは大変そう…」と諦めていませんか?実は、浴室の床は部分的なリフォームが可能で、新品同様に再生することができます。

その方法としておすすめなのが、東リの「バスナシリーズ」を使用したリフォームです。バスナシリーズを使えば、傷んだ床を張り替えるだけで美観と機能性を回復できます。

浴室の床が劣化する原因

浴室の床が劣化する主な原因は以下の3つです。

    1.長年の使用による摩耗

     浴室の床は毎日使われるため、経年とともに表面がすり減り、滑りやすくなったり、見た目が悪くなったりします。

    2. 水分や洗剤によるダメージ

     浴室は常に水にさらされるため、防水性の低下やカビの発生が進みます。また、強い洗剤を頻繁に使用すると、床の表面が傷む原因にもなります。

    3. ひび割れや剥がれの発生

     タイル床などでは、経年によってひび割れが生じることがあります。その隙間から水が入り込むと、下地が傷み、修繕がより大掛かりになってしまうことも。


     

    バスナシリーズとは?

    「バスナシリーズ」は、東リが開発した浴室床専用のビニル床シートです。主に以下の特徴があります。

    1. 高い防滑性で安全

     バスナシリーズは特殊エンボス加工が施されており、濡れた状態でも滑りにくく設計されています。特に、高齢者や子どもがいる家庭には安心の床材です。

    2. クッション性があり、足に優しい

    従来のタイル床と異なり、適度なクッション性があるため、転倒時の衝撃を吸収しやすくなっています。介護施設などでも多く採用されています。

    3. 断熱性があり、冬でも冷たくない

     バスナシリーズは熱を逃しにくい特性があり、冬場でも足元が冷たくなりにくいのが特徴です。ヒートショック対策にも効果的です。

    4. 既存の床の上から施工可能

     通常、浴室の床をリフォームする場合、既存の床を剥がす作業が必要ですが、バスナシリーズなら既存の床の上から施工できます。これにより工期が短縮され、コストも抑えられます。


    バスナシリーズを使ったリフォームの流れ

    バスナシリーズを用いた浴室床のリフォームは、以下の流れで行われます。

    1. 既存床の清掃と下地処理

     まず、施工する床面の汚れをしっかり落とし、平坦にするための下地処理を行います。

    2. バスナシリーズのシートをカット

     施工箇所に合わせてバスナシリーズの床材をカットします。

    3. 接着剤を塗布し、シートを貼る

     専用の接着剤を床面に塗り、バスナシートを隙間なく貼り付けます。

    4. 仕上げとコーキング

     床材がしっかり貼り付いたら、端部をシール材でコーキングし、防水処理を施します。


    浴室の床リフォームで快適な空間へ

     経年劣化した浴室床でも、バスナシリーズを使用すれば簡単にリフォームが可能です。すべりにくく安全な床材にすることで、毎日の入浴がより快適になります。