ユニットバスは便利で使いやすいですが、時間が経つと汚れや劣化が目立つようになります。「なんだか掃除してもキレイにならない…」と感じることはありませんか?
この記事では、ユニットバスがどのように汚れて劣化するのか、そして長く快適に使うための対策をご紹介します。
ユニットバスの汚れや劣化の経緯
石鹸カスや水垢の蓄積
経緯:
ユニットバスは毎日使うため、水滴や石鹸カスが少しずつ蓄積します。特に水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが乾燥して「水垢」となり、落としにくい白い汚れになります。
対策:
- お風呂上がりに水滴を拭き取る(スクイージーやタオルを使う)
- 定期的にクエン酸水で掃除(水垢を溶かす効果あり)
カビの発生
経緯:
浴室は湿気がこもりやすく、カビの発生しやすい環境です。特にゴムパッキンや換気が不十分な場所は、黒カビが発生しやすくなります。
対策:
- 入浴後に換気扇を2時間以上回す
- カビ取り剤を定期的に使用(塩素系漂白剤を薄めて塗布)
- 防カビコーティングを施す(市販のスプレーでOK)
床や壁の変色・黄ばみ
経緯:
皮脂汚れや水道水の成分が長年付着すると、床や壁が黄ばんできます。特に白いユニットバスは黄ばみが目立ちやすくなります。
対策:
- 酸素系漂白剤や重曹でパック掃除
- 黄ばみが取れない場合は浴室塗装を検討
コーキング(目地)の劣化や剥がれ
経緯:
ユニットバスの目地(コーキング部分)は、長年の使用でヒビ割れたり剥がれたりします。ここから水が入り込み、カビや腐食の原因になります。
対策:
- コーキングの打ち直しを定期的に行う
- 防カビ剤入りのシリコンコーキングを使用する
浴槽の傷や劣化
経緯:
浴槽の表面は長年の使用で細かい傷がつき、そこに汚れが入り込むことで黒ずみやザラつきが発生します。また、入浴剤の種類によっては塗膜がダメージを受けることも。
対策:
- 研磨剤入りのスポンジでやさしく掃除する
- 入浴剤の成分を確認し、強い酸・アルカリ系は避ける
- 傷がひどい場合は浴槽塗装を検討する
ユニットバスを長持ちさせるためのポイント
✅ 毎日の掃除で汚れをためない
✅ 換気を徹底し、湿気をこもらせない
✅ 定期的にコーキングや塗装のメンテナンスを行う
✅ 浴室用洗剤を適切に使い、素材を傷めない
ユニットバスの汚れや劣化は、適切な対策をすれば防ぐことができます。ぜひ今日から実践して、キレイな浴室を長く保ちましょう!